
大阪方の端のほうにある。
ちなみに、銭湯というと、遊廓・赤線跡ゾーンにつきもの的な物言いがよくされるが、これはやや眉唾で、結果論的な意味あいの方が強いものと思われる。
別の言い方をすると、現在、遊廓的建築物が残っているところは、再開発に出遅れた地域であり、遊廓建築と合わせて、近接の銭湯が残っているだけ、ということだ。
このあたり、「銭湯」すなわち公衆浴場の立ち位置が、昭和30年代と今ではまるきり異なるということを見過ごすと、勘違いしがちな話で、内風呂が少なかった昭和30年代の銭湯は、「国民に必須の厚生施設」としての位置づけで、営業に対し手厚い保護があり、一定の距離を置いて、銭湯があちこちに存在していたという事実がある。
- 関連記事
-
- 五条楽園@京都その3(三都遊廓・赤線・珍風景巡り11) (2015/10/06)
- 五条楽園@京都その2(三都遊廓・赤線・珍風景巡り10) (2015/10/05)
- 五条楽園@京都その1(三都遊廓・赤線・珍風景巡り09) (2015/10/05)
- 枚方遊廓@枚方宿、大阪(三都遊廓・赤線・珍風景巡り08) (2015/10/04)
- 橋本遊廓@橋本宿その7完(三都遊廓・赤線・珍風景巡り07) (2015/10/03)
- 橋本遊廓@橋本宿その6(三都遊廓・赤線・珍風景巡り06) (2015/10/03)
- 橋本遊廓@橋本宿その5(三都遊廓・赤線・珍風景巡り05) (2015/10/01)
- 京街道沿いの橋本湯、橋本遊廓@橋本宿その4(三都遊廓・赤線・珍風景巡り04) (2015/10/01)
- 橋本遊廓@橋本宿その3(三都遊廓・赤線・珍風景巡り03) (2015/09/30)
- 橋本遊廓@橋本宿その2(三都遊廓・赤線・珍風景巡り02) (2015/09/30)
- 橋本遊廓@橋本宿その1(三都遊廓・赤線・珍風景巡り01) (2015/09/28)
- 枚方、中書島、橋本、五条楽園、大和郡山、生駒、石川を散策+立命館大学(三都遊廓・赤線・珍風景巡り00) (2015/09/28)
- 休日おでかけパスとスルッとKANSAI 2DAYパス;遊廓赤線跡巡りの強力ツール (2015/09/23)
- 橋本、五条楽園、大和郡山を散策(三都遊廓・赤線・珍風景巡り):予告 (2015/09/23)
- 愛知・岐阜の遊郭跡めぐりは、名鉄まる乗り1DAYきっぷがお勧め(赤坂宿大橋屋と八幡園・有楽町・東田遊郭跡の旅別編1) (2015/03/25)