君たちはどう生きるか@キネカ大森(良作-)/23年30本目(2023年秋の個人映画祭り2)


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実際に見た順番はちょいと違いますが、まずは君たちはどう生きるか@キネカ大森(良作-)。
ちなみに、他には、「熊は、いない」、「バカ塗りの娘」、「インディージョーンズ と運命のダイヤル」、「福田村事件」と、超大作からマイナー作品まで盛りだくさんですw
さて、君たちはどう生きるか。日テレ子会社化前の最後の作品となってしまいますた。大根な棒読みの人がいる一方、実力派俳優がちゃんとアテをやっているのが凄いところ。菅田将暉さんなんかは、セトウツミで実質的に声優やってますのでうまいもんです。
で、ジブリ作品にもジャニーズ事務所の圧力? あ、東宝が圧力を受けたんでしょうかね。。。
キムタクの特別出演って何だよww です。
うがった見方をすると、木村佳乃を出す代わりにキムタクも出せ、クレジットも主役扱いにしないとジャニーズ事務所は東宝の俳優と共演しません、的な圧力を、木村さんの旦那の東山副社長(雇われ新社長)が、ホモオヤジの姪の命令でかけたのでは???
キムタクの役回り、残念ながらストーリーの本質とは関係の薄い役回りの割に、登場カットがムダに多いという疑念もあるところ。。。
ということで、残念ながら、駄作評価をしたいところですが、意外と話は深く、良作-。
基本、出来の悪いオカルト・ホラー映画をコミカルな画を交え、作ったというのが表面的な理解になるのですが、原作の君たちはどう生きるか、そして原作者の思想をある程度、反映させたものになっていると、理解すべきでしょう。
平和・安定はもろく微妙なバランスで成り立っている、立場・身分の違いは絶対ではない・逆転もある、火と水の関係、精神異常者の拘禁問題、世襲制、根拠のない因習、外来種の問題等々、小ネタも含め、いろいろな要素が詰まっており、鑑賞者の知的水準で、評価が分かれそうです。
未来は若者の手にかかっている、という原作者のメッセージを読み解くことも可能かと(個人的には原作者と関係のあった、末川博博士の「未来を信じ・・・」の言をイメージしたところです)。
返す返す、ジャニーズ事務所のいやらしさ(ジャニー喜多川はいやらしいことをした)を感じさせる、「木村拓哉(特別出演)」で、評価が下がるのは残念。
まあ、この映画、大根は2本あって、一本はキムタク、もう一本は。。。あくまでも主観です。


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