GoToトラベル、じゃらんは割引上限3500円に。予算使いきり？ 政府・JATA圧力？

GoToトラベル、じゃらんは割引上限3500円に。予算使いきり？　政府・JATA圧力？
ということで、リクルートがやっているじゃらんは、１０月１０日から、１泊１人３５００円が上限になってしまうようです（その他の有力OTAも制限がかかってしまってます）。
配分予算の使い切りか、はたまた、ウラで政府・JATA、JTBの圧力か？　それとも、主要顧客のビジネスホテルへの配慮か？
不思議なのが、宿泊施設直接予約の割引業務独占状態のSTAYNAVI分の予算が、今だショートしてないということ。
結果的に、STAY　NAVI経由やJTB等のレガシー旅行会社の営業サポートをやっているような状況になってます。

ちなみに今回のじゃらんの変更はイメージとして、１泊１万円以下のゾーンの集客を狙うといった格好になりますが、これは、じつは便乗値上げ・商品券付宿泊プランの排除にもなり、税金の使い道的には悪い話ではありません。



まあ、大阪維新の会御用達のリーガロイヤルの東京店・２万円金券プランがSTAYNAVI経由で売られていたり、瞬間的に話題になった３万円商品券プランといい、ずる賢い連中が得をして、という嫌な世の中が、象徴された格好なのがGoToトラベル、といった感じです。
そもそも、販売実績額の割合に応じ、配分をしていくだけの話で、営業力のない、仕事しない、人気ない業者が得をする、というのもおかしな話です。