高額・鈍い万葉線の謎の北陸新幹線乗継利用券(北陸+大阪遊廓・赤線・珍建物巡り2019夏/交通ガイド編3)

富山県というと、内向き・閉鎖的でアレだと、地元大企業のトップにもバカにされるような状況ですが、高岡を起点とする、運賃が高く鈍足な万葉線にも、それが見て取れる感じです。

完全に、地元向けでしか売る気が無さそうな不思議なシロモノが、新高岡発着の新幹線利用者向けの北陸新幹線乗継利用券、１乗車１００円。２乗車分まで買えます。
この券、新高岡駅の新幹線乗降客を引っ張ろうという狙いのようですが、利用は、完全に地元の高岡駅発の利用を想定しているようで、観光客は、事前に知らないと、東京から新高岡に着いた段階で、指定席券を自動改札機に流してしまい一巻の終わりで、利用が難しいきっぷです。
で、完全に地元向けの発想でしかないのが、高岡以外での乗車または下車が必須（途中下車前途無効ならぬ不可）とかいう、HP上、また券面上も明確でないルールの存在。
まあ、当然もめることになるわけですｗ

田舎では、役所と並んで公共交通機関の社員は、田舎ヒエラルヒーの上位ですので、乗務員も威張ってますし。。。


まあ、もう乗ることもないのでどうでもいいですが、想像以上に時間のかかる乗り物で、１回１００円というのは適正価格で、これで利用者を増やすほうがよさそうな感じの路線ではあります。