真栄原新町社交街＠宜野湾 in 1999(平成の沖縄珍風景・懐かしい風景03)

真栄原新町社交街ですが、普天間飛行場の門前繁華街としてそれなりに流行り、今の那覇・松山的な雰囲気も１９７０年代まではあったところですが（なんせ、高級クラブで暴力団の組長が飲んでいて、射殺されるなどという事件が起きるくらいのレベル）、人的な規模の縮小等で、その雰囲気を変じ、風俗街として非常に有名なエリアとなりました。
もっとも、それとともに沖縄独自の高利貸、本土資本・暴力団の流入、人身売買、といったことが明らかになり、また、行政・デベロッパーの区画整理狙いの思惑と相まって、２０１１年１月くらいには風俗街として終了、別のエリアもほぼ同タイミングで終了し、本土復帰後４０年ほどかかって、売春防止法が沖縄でも完全施行となりました（都構想うんぬん言っているところは日本ではないのか、いまだ完全施行でないらしいですが）。

もともとは、新町入口というストレートな名前のバス停がありましたが、風当たりが強まってから、第二真栄原と停留所名称の変更ということになりました。


真栄原社交街のゲート。
これも現存しません。


真栄原社交街の中心。
基地利用外の土地持ちの小遣い稼ぎとしては、細々とした収入だったのでしょうが。。。
このあたり、なぜ当時の市長のイハさんがシャカリキになったのか？？？
結果的にこれで得をしたのは、那覇市の波の上（辻）の風俗業者だけのような気がします。

さて、現役時、まったく話題に上っていませんでしたが、社交街の外にも、真栄原には

怪しい飲み屋がありました。
こちらは、建物（自称マンション）の解体とともに終了。