JTBの旅行相談料金徴収は、当然の話。

JTBが、一部店舗で旅行相談料金徴収を明示したことが話題になっているようですが、これもまた、ネット上で情報が出ている通り、約款で料金徴収ができるようになっており、法的には全く問題がない、というより、これまで取っていなかったことが変だった、というだけの話です。

ネット上ではメディア発のものも含め、賛否両論といった感じですが、議論の本質まで到達していない感じです。
ネット上の議論で想定されているシチュエーションは、（高齢・おばちゃん）客がパッケージツアーを申し込むにあたりあーでもないこーでもない、といった感じで小一時間カウンターで粘って結局申し込まない、というパターンについて、この客が他の客や店舗の迷惑という観点から、排除できるということで歓迎する意見と、この客に近い状況の人間から料金徴収を批判する意見、といった格好です。

で、この議論は、実は旅行相談料金の射程外です。
というのは、この旅行相談料金、サラからの旅行のプランニング、すなわちオーダーメイド（手配）旅行の相談を想定しており、どのパッケージツアーを申し込むかの相談は、本来的には射程外です。

ニュースの発信元が、ネットに転がっている情報をソースにしているところなので、その質が低いのは仕方ないですが、続報を出した大手メディアまで、同程度の情報しか垂れ流せないのは情けない話です。。。