オーバーフェンス＠テアトル新宿

オーバーフェンス＠テアトル新宿、ということで映画鑑賞メモメモ。
東京テアトル配給（北海道だけは函館の映画館が胴元）ということで、東京テアトル系で先行的に公開されています。

函館出身の作家、佐藤泰志の小説が原作なのですが、残念ながら、佐藤さんの小説、ちょいと詰めが甘い小説なので、ちょっと無理をして、映画では色を付けすぎて、逆に失敗した感じです。

蒼井優さんの役に変な色を付けすぎた挙句、変に笑いを取ろうとする変な小技まで繰り出すなど、映画の主題的には理解不能な
演出、また、凝ってますと言わんばかりの、画に明暗・色の濃淡を出しているのも食傷です。

これらを勘案すると、蒼井優さんがもう二脱ぎしていると、興業収入５億円ほど押し上げられたかもしれませんが、脱ぎっぷりが足りないので、微妙にコケる予感がする映画で、株主的に心配です。

しかーし、ちょいわき役で出てくる、優香さん、いい女になりました。志村けんさん、本当に先見の明ありです。